ワイヤレス給電開発
北伸電機ではワイヤレス給電の開発を10数年にわたり行っております。 |
北伸電機のワイヤレス給電の特徴 |
製品化総合バランス |
北伸電機のワイヤレス給電は量産開発実績がベースとなっています。ワイヤレス給電は、机上理論だけでは製品機能を満足できない場合が多く、顧客要求を満足するために実験、検証を繰り返し、蓄積されたノウハウからまた新しい技術が生みだされ、総合評価として高レベルな開発技術を確立しております。 | |
特徴1 コイル温度上昇について | |
机上設計による効率の最適化だけではコイルの温度は下げれません。「一次側インバータ」対「二次側整流部」の力率、最大共振点からのマージン、などが重要なパラメータです。このパラメータを調整することにより、ほぼ同じ効率で送電側と受電側の温度上昇バランスを調整することができます。 | |
特徴2 量産性について | |
固定システムの場合、最大共振点からのマージンを小さくし伝送電力を大きくすると、量産時に歩留まりが小さくなり結果的にコストアップになります。磁性シート、コイル、セラコンなど電磁的公差が大きいデバイスを使用することから、コストに見合ったシステムになるようにマージンをとる設計思想となっています。 |
デジタル制御技術
北伸電機では市場のニーズに合わせてスイッチングのデジタル制御化を進めております。 |
北伸電機のデジタル制御の特徴 | ![]() |
北伸電機のデジタル制御は、専用充電シーケンス開発とコストダウンを目的に開発されました。電源専用マイコンを使用する高機能制御と、汎用マイコンを使用するコストダウンを目的とする機種まで幅広く手掛けております。ソースコード、アルゴリズムは資産として活用できますので、結果的に開発期間の短縮に繋がりコストダウンになります。 | |
特徴1 位相補償について | |
充電用途の場合、大きく関わる設計項目ではありませんが、応答性の仕様項目が多い場合、コードの変更のみでその負荷領域専用の応答性を持たせることができます。特にスタート時や高速負荷変動の領域では大きなメリットがあります。汎用マイコンでも充電用途であれば十分効果を発揮することができます。 | |
特徴2 コストダウン、量産性について | |
機構部品によるパラメータ調整が無くなりますので、単価のコストダウン、市場での信頼性に対して大きなメリットあります。回路構成も制御ICを必要としない為、コストダウンにつながります。外部信号も直接マイコンに入力するので回路リスク等も低減されます。 |
コンバータ開発
北伸電機の歴史の中で最も長く続いている開発分野であり主力技術の1つです。 |
EMC(電磁両立性)規制対応
北伸電機ではEMC(電磁両立性)規制の対応を得意としております。 |
EMC法規制・一般規格・安全規格対応
北伸電機では以下の法規制・一般規格・安全規格の適合実績があります。
・国内 電気用品安全法(別表第一~別表第十一 適用) |
一貫生産体制
北伸電機では1社工場内で開発から生産を行なっております。 |